僕私俺の斜な思考

次の日には忘れてください

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最近関東に行った。
その際に3年近く会ってなかった先輩と飲みに行くことになった時の話。


自分の用事が終わったタイミングが遅く、なおかつ関東に不慣れで待ち合わせ場所がよく分からない。そんな僕のために向かいに来てくれて店も見つけてくれた。優しい先輩だ。

 

たまーーに連絡は取ることはあったものの、最近あったことの共有なんて一切してないので会話は最近の出来事についてからスタート。

 

話を聞いていると、とにかく自分より10歩は人生の歩みのスピードが違っていた。

具体的な話をするのはどうかなと思うから書かないけれど、自分の価値観をパートナーと話し合い、相手の価値観を尊重し自分の価値観を妥協するいう話をしてくれた。

そこには自分の感情が、というより自分が妥協できるかできないかというだけだったと。

 

そんなこと今の僕には絶対できない。

これからもできない自信がある。

そこに至るまでの全部を聞いたわけではなかったけれど、その決断にはきっと感情もあったろうし自分の価値観を通したいという気持ちだってあったはず。

それでも妥協して腹を決めたということを僕に言葉にして伝えてくれた。

同い年やけど大学出て働くまでにほんの1年だけ差があっただけなのに凄いなぁ…………

 

そして僕のどうでもいい話を「若いですね」と言いつつ笑いながら聞いてくれて自分の話もしてくれるというただの仏のようないい先輩だった。

 

来世も人間として生まれるならこんな仏人間になりたいなと感じる東京遠征だった。即身仏したらなれるかな。

 

次この先輩に会う時には更に前に進んでいるんやろうな。